いろいろかくよ

私事の書き殴り


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悩める全世代の女性におすすめしたい、唯川恵の「永遠の途中」

唯川恵の「永遠の途中」

20歳(大学生)

25歳(彼氏無し社会人)

26歳(彼氏有りもうすぐ結婚しそう)

なときに読んだのですが、

その時々でまったく感想が違います。

 

ストーリーと全体の印象

寿退社し専業主婦になった薫と、独身でキャリアウーマンを貫いた乃梨子

という二人の女性。
互いの人生を羨ましいと思いつつ、そうは思いたくない自分と戦って、
必死に生きている二人の話です。
ふたりが27歳から60歳までを書いていますが、作者さんいわく
「現代」のその年代の女性が悩んでいることを書いています。
二人は年齢を重ねるけれど、「現代の女性」を書いているから
すべてのシーンになんだか共感できる作品になっています。

作者は1955年生まれの女性作家で大手企業勤務経験有りの経歴の持ち主です。

共感できる表現が多いのも納得!

 

20歳のころの感想

ただ単純に「何を選ぶか」で人生は大きく変わってしまうんだなと

そう思っていました。

どこで何を選んでも後悔してしまうのが人間で、

もしあっちを選んだらどうなったのかと

思い悩むのが人間だって。

高校受験のときに私立に受かったのに

公立高校に進学した、

あ、あのときあっち行ってたらどうなってたんやろ~

なんて少し妄想したのが読み終わってからの感想でした。

 

25歳のときの感想

本棚を整理していたときに久々に手に取った本書。

面白かった記憶があったので読み直しました。

当時転職(上場している会社の総合職になれたぜひゃっほー)をしたところで

ちょうど彼氏も少しの間いなかったので

乃梨子に感情移入しながら読んでいました。

起業してすぐのころまでは乃梨子のほうが幸せで

でも還暦のころには、薫のほうになりたいなって

漠然と、そんなわがままな感想を持っていました。

けどやっぱり2度目に読んだときも、どんな人生を選んでも

後悔するんだなって感想を持ちました。

今後何かに悩んだら読もう!そう決意をして

古本屋には売らずに、今も大切に持っている1冊になりました。

 

26歳の今、読んだ感想

私の1年間には大きな変動があり、まだ正式に婚約はしていないものの

少しずつ結婚へ動き始めた私の人生。

人生の大きな決断をするときに読もうと思っていた

そんな本書をもう1度読みました。

今、1番共感するのは結婚前の薫。

やっぱり自分も受かれているんでしょうね。

「結婚は免罪符だ」「気持ちがとても安定していた」

「何のこだわりもなく未来を語れるのはなんて幸福なことだろう」

って。共感してしまいます。

でも、この後、薫も結構苦労はするし

(自分が小説の主人公と≒でないことはわかっているけど)

対照的な乃梨子の人生だって

それなりに楽しそうな場面が多い。

仕事もして(自分で稼いで)、安息の家と

パートナーがほしい。

もちろん、手に入ってからも

大変なことがたくさんあるでしょう。

手に入れたからこそ大変なことも。

ほんとうに自分は覚悟ができているのかな?

そんなことを思いながら、読み切ったのが最近の話です。

 

まとめ

ハタチをすぎて大人になって

自由を手にしたけれど、責任もでてきた。

でもまだまだ自分の人生の選択をたくさんしたいし

しないといけない。

そんな女性に読んでほしい1冊です。

オススメです(*‘∀‘)