いろいろかくよ

私事の書き殴り


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栄養士はパソコンが使えないと仕事ができない時代になっている

栄養士って調理と同じくらいパソコンができないと仕事にならない。

 

そう、栄養士は、パソコンが使えないと非常に効率が悪くなる職種の1つです。
栄養士に1番必要なことは食への興味ですが、それと同じくらい、ニアイコール(≒)なくらい重要なスキルとしてパソコンスキルというものがあります。

パソコンが使えないと栄養士になれない時代が、もうきているのですよ。
そして、パソコンが使えない世代の栄養士さんが職を失う日も近いかも……。

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献立ソフトがやってくれる仕事はこーんなにたくさん

献立マンやダイエットプロという栄養管理ソフトを使用している栄養士は多いでしょう。
これらがやってくれる仕事にはこんなにたくさんあります。

・献立作成時の栄養計算と書類作成(給与栄養量や給与食品検討表)
・検食簿自動作成
・発注(献立での分量×食数、もちろん廃棄率もコントロールできる)
・納品書入力からの日計表作成

さて、では、これだけの仕事をソフトに任せることができるようになれば、栄養士業務はどれだけ楽になるのかを解説していきましょう。

 

我々栄養士の仕事の流れば、献立作成⇨予定食数把握⇨発注⇨食材検収⇨調理⇨検食⇨提供で1セットです。そしてそれらに付随して書類作成をしていかなければなりません。

 

献立作成をしたら、給与栄養量を施設の基準に合わせるために栄養価計算をします。
計算方法は次の通りです。

 

(例)にんじん30gの栄養は?

にんじん100gあたり×0.3をするので……

 

カロリー:44kcal×0.3=13.2kcal

ナトリウム:11mg×0.3=3.3mg

炭水化物:10g×0.3=3g

 

これを、炭水化物、脂質、たんぱく、ナトリウム、飽和脂肪酸不飽和脂肪酸、ビタミンDEKA、B群・・・などなどひたすら計算します。

 

これを全て手計算していると、時間がありません。
昔の栄養士さんは、これを全て自分たちで計算して献立を立てていたのだから、とてもすごい!尊敬します。

 

しかし、こんな効率の悪い仕事のやり方を現代でやるのはナンセンスです。
そこで献立ソフトを使えば、全て自動計算してくれます。

(もちろん、ソフトを使っても自動で献立は立てられませんよ。)


私は、1ヶ月分の献立が完成に近づいたときには次のような微調整を行います。
塩分が多いときは漬物を削除したり、たんぱく質が多いときは「きゅうりとしらすの酢の物」を「きゅうりとわかめの酢の物」に変えたりといったように…。
この微調整、手書きで栄養価計算をしていた時代とは比べものにならないぐらい簡単にできるようになっていることでしょう。

 

要は、献立ソフトを導入したら、献立作成における栄養計算とその微調整が簡単にできるようになったということですね。

 

献立を立てたら、その他の必要書類も簡単に出力できますね。

 

・検食簿は1日3回の食事のメニューが全て記入されている書類ですが、それもボタン1つで出力可能!給食日誌もしかり。
・給与栄養量や給与食品検討表も献立が完成していれば好きなときに印刷すればよいだけ。
・予定食数を入力しておけば、発注書だってらくらく印刷できちゃう!
・日計表作成だって実施食数と納品書の数字から簡単に作ってくれるんです!

 

この献立ソフト、導入しない理由がないですよね。とっても便利です。

 

現在私の働いている施設も、10年前までは献立ソフトを導入していなかったそうです。そのため、管理栄養士や栄養士が事務所に3人もいたそう……。今は私ひとりで仕事をしているので、時代とともに栄養士の必要人数が変わっていることが分かりますね。


「献立ソフトにを使いこなせない栄養士は必要ない」と言い切られる時代になっているということです。

エクセルを駆使して食数管理を簡単に

栄養士さんは、次のような患者データを大量に管理しています。

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こんなのを100人とか200人とか。

現場にこのままデータを渡しても作業ができないので

 

(例)主食

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(例)主食以外

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※数字は適当です。

 

こういうものを厨房に張り出して現場で作業をしてもらい、それを配膳者にセットするところまでが現場の仕事、栄養士が検品をして配膳者が病棟へと降りていくのが一般的な流れです。

 

この食数の管理は間違えてしまうと即ヒヤリハットに繋がるので、厳密に管理をする必要があります。


600食や700食を超えるような病院では独自のシステムで管理している現場もありますが、200食程度の特養クラスでは栄養士の手計算という施設も少なくはないでしょう。食札から数を拾い出す…パターン。

アクセスでデータベースを組めたら楽になるのでしょうが、私もそこまでは知識がないので、エクセルで管理していました。(200食特養時代)

 

入院経験のある方や親族が特養に入所している方はみたことがあるかと思いますが、患者さんのトレーにプライスカードみたいなのが乗っていますよね。

 

そこに食事のデータが書いてあるわけですが、パソコンが使えない栄養士さんの場合、これを全部数えて食数表を作ってるんです。1日3食×365日分も…。

私が委託にいた頃、1回200食の特養にいたときや、100食の病院にいたときは、これらの数をエクセルで管理していました。カウント関数が大活躍!!


しかし、私の休日に入る栄養士さんがパソコン使えない人だったので、何回かドラブルになりました…。

結論


ということで、栄養士にもパソコンスキルは必須!

 

ここからは私のブチ切れエピソード

ここからは私が委託時代にブチ切れてしまったエピソードです…。
過去の愚痴なのでいらない人は読み飛ばしてくださいね。

 

あれは100食規模の病院の新規立ち上げのため、責任者の管理栄養士として移動になった新卒2年目の頃。怒涛の20連勤をこなしながらエクセルで食数管理ができるようにデータを作成しました。現場に入りながらなれないメンバーとなれない仕事をするのは大変でしたが、若いが故に耐えることができた苦しい環境を乗り越えてなんとか踏ん張って仕事をしていました。データ作成も空き時間にしかできなかったので、これじゃあいつまでたっても完成しない!と思い、夜の10時まで残業をして一気に作り上げました。

 

施設側の管理栄養士がちょっと変な人で「あんたが休むときは代わりの人をよこせ!」とのことだったので(委託契約では常勤管理栄養士1名の配置なのに)上司にお願いして1名栄養士さんを応援で連れて来てくれました。この栄養士さん、なかなか仕事を覚えるのが遅い人で年齢も40代後半、パソコン使用の経験がほとんどないという人でした。何よりもひどいのが「栄養士にパソコンはいらない」なんて言い切るところ。

 

連勤も続き25連勤に入ろうとした頃、ようやくお休みをとることができたのでお休みして、出勤した日にエクセルデータをさわると、何故か数が合わなかったので例の栄養士さんに聞いたら「分からないから全部数字を手入力したよ」とのことでした。

 

連勤の中作った大事なデータを壊されたわけですよね。
(3日前のバックアップしてて助かったが)

 

その瞬間、自分の中で何かが壊れたようにブチ切れてしまいました。

今思えばこの人にブチ切れたのはとても可哀想だったけど、(パソコンが)つかえない栄養士をよこした上司にもブチ切れて申し訳なかったとおもうけれど。おまけに上司がこの栄養士をかばったので、もう怒りと悲しみで訳が分からなくなってしまったんですよねぇ。この会社では伝票改ざんをさせられたこともあるので、後に退職にいたるわけですが。

 

その上司いわく、こんな風に丁寧に教えてあげないといけなかったらしいよ……

 

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さて、この話。私の落ち度は、仕事を「誰もができる状態」にしておかなかったところにありますよね。上司が指摘したものここでした。

 

でも……これからの時代は、この栄養士さんのような人は淘汰されていくと思います。

だって私より若い子たちはどんどんパソコンスキルがあがっているのだから、いつか私もついていけなくなるかもしれません。というか、ついていけなくなるでしょう。

 

小学校からプログラミングを習っている世代が栄養士になったとき、老害管理栄養士にならないよう、日々スキルアップしていきたいと思います……ほんとに。