いろいろかくよ

私事の書き殴り


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委託栄養士としての強みって何でしょうか。という質問に答える。

某栄養士のコミュニティサイトでよく見られる『迷える委託栄養士さん』。

若い子から中堅クラスまで、よくお悩み投稿をしているのを見かけます。

 

あそこのサイトは、個人的にあまり好きではないので頻繁にみることはないのですが

半年に1度くらい、送られてくるメールからたまあにリンクからサイトに飛んでしまうんですよね。

 

 

委託の栄養士に強みなんかない

 

まず、委託の栄養士に強みなんかないですよ。

 

厨房経験が積めるのは非常に良いことですが、完全直営であれば、委託でなくとも厨房経験を得ることはできます。

 

委託にいると、本社に提出する書類や、クレーム処理、本社会議、本社の上司が来た時の対応、など、飲食店の店長のような仕事も多いですよね。これ、直営厨房で働いていたらいらない仕事です。

 

栄養士としては無駄な仕事になることが多く、(パートさんの給与計算とか)『委託の社員』としての業務に追われてしまいますよね。

 

そして、一番に言いたいことは『利益追求』ばかりしてしまうようになること。私も委託経験がありますが、食べてくれる人に利益を与えるよりも、少し手も利益をプラスにするほうが、褒められるような毎日を過ごしていました。

 

給食会社は、利益追求であればあるほど評価される(利益求めてるから当たり前なんだけど)ので、何度も嫌になったことがあります。

 

委託の社員さんである以上は仕方がないのだけど。

 

利益を求めることを仕事にするか、食べる人のことを考えることを仕事にするか。

 

完全直営であれば、厨房だけやっていても、後者の考えていることができます。

 

委託の栄養士に強みなんてありません。しいて言うなら『厨房業務を経験している』こと。でも、これは直営でも経験できることなので、厨房経験がほしいなら委託にいる必要はありませんね。

 

委託の栄養士は管理栄養士じゃない。免許は持っていても。

 

委託の栄養士は、『免許を持っていても、仕事は管理栄養士じゃない』んです。

 

『管理栄養士』の仕事は、栄養管理と給食管理を行うことです。一言でいうと。

 

つまり、『管理栄養士』は『栄養管理』も仕事なんです。給食管理だけなら栄養士でもできる。発注なんて調理師でもできる。

 

『管理栄養士』を名乗ることはできますが、就いている仕事は『管理栄養士』じゃないんですよね。

 

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栄養士でもできる仕事や、パートの調理員と同じ仕事をしてて果たして『仕事は管理栄養士』なのか……。

 

栄養管理計画や栄養ケア計画を作って、栄養管理をしてこそ管理栄養士じゃないのか。

 

 

自分の委託時代を振り返って『管理栄養士をしていました!』なんて胸をはっていえません。

 

『栄養士』として採用され『委託の社員』として仕事をしていた、のが正しい言い方だなと思います。

 

委託経験も、直営・施設側(事務、管理側)経験もある管理栄養士さんなら、この違いに気づいてもらえるんじゃないでしょうか……。

 

 

ただ、厨房経験は『管理栄養士』になったときにも活きてくる

 

転職活動をして、管理栄養士の業務、栄養管理もできるようになったとき、厨房経験は活きてきます。

 

私は、調理経験のない栄養士さんで栄養管理をされている方ともお仕事をしてきました。

 

給食事務、栄養事務、栄養管理については尊敬する方ばかり。

 

しかし、盛り付けの方法や盛り付けの仕上がり、調理工程の話をしたときに、うーん…と思うことが稀にあるのも事実です。

 

厨房で経験したことは、どこかで必ず活きてきます。

 

アレルギーの対応や個別対応が大変なことも、身をもって知っている人とそうでない人では、指示の出し方も異なるでしょう。

 

どこで身に付けたものであっても『厨房経験』は無駄になることはありませんよ。

 

 

まとめ

 

委託の栄養士さんが、『管理栄養士』として働きたいのであれば、早めに管理栄養士として働ける場所に転職しましょう。

厨房経験は無駄にはなりませんが、『委託の社員』色になる前に、国家試験を受けたところなら、知識が古くなってしまわないうちに、免許も仕事も『管理栄養士』にしませんか。