ダイエッターNのつぶやき

管理栄養士の実務の話とヨガと雑談

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老健ひとり管理栄養士のタイムスケジュール

こんばんは。

いろいろありまして、ブログをいったん初期化し、またいちから記事を書いていきたいと思い再開しました。

 

再開第1回目は、老健のひとり管理栄養士の一日、タイムスケジュールについて書いてみたいと思います。

 

 

厨房は委託さんで、基本的に残業ゼロで帰宅しています。

席は入所部門にも厨房にもなく、事務員さんと同じとろこに設置されています。

 

これまで管理栄養士としては委託時代を含めて高齢者施設3件、病院2件の経験がありますが、今が一番忙しくない…というか、効率よく仕事をしてさっさと帰宅できる環境にあるなという感触です。

 

月残業2時間もしてません。

 

では、ほぼ毎日毎日定時帰宅している管理栄養士の一日についてご説明します。

 

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午前 中申し送りからお昼の検食まで

8:45頃に出勤したら、まずはパソコンを立ち上げて、朝礼に出席します。

朝礼に出席した後は、入所部門の申し送りに参加します。

 

9:00申し送り

申し送りがざっくり30分程度。

 

申し送りでは、

・前日の夕食やその日の朝の食事の様子

・看護師や介護士からの食事変更の依頼

・昼食時にみてほしい利用者さんについて

・感染情報や転倒、外泊や外出情報

を中心にメモしています。

 

申し送りの多くは体調のことや動作(リハビリへの相談や依頼)が多いので8割くらいは栄養管理に関係ないこともありますが、全体の流れが知れるので貴重な時間です。

申し送りが終わったら、次は委託さんへの食事連絡の指示書作成に入ります。

 

9:40委託さんへの変更指示と食数表作成・食事箋の確認

申し送りが終わったら食事箋のチェックをします。

うちの施設は食事変更が発生したら、看護師または施設管理栄養士が厨房へ指示を出し、看護師が食事箋を発行、医師のハンコをもらうという流れになっています。つまり、食事箋は情報よりも後に出てくるのです。

そのため、食事箋と栄養管理カルテ、食事変更の内容が一致しているかを確認します。

 

うちの看護師さんはしっかり食事箋をだしてくれる(前のところはなかなか出してくれなかった笑)ので、事務処理がとってもスムーズで助かっています…!

 

次に、翌日の入所や退所、外出や外泊を確認し、厨房への指示書を作成します。

 

1件の入所や退所、食事変更や外泊があった場合(食事変更が起こったとき)に作成する書類は以下の通り。

①食事箋

②厨房への指示書

③食数表(3食とおやつ分)

④食札作成

⑤栄養管理カルテ(栄養ケアマネジメントの経過記録)

⑥翌日新規入所があった場合は仮の栄養ケア計画作成

 

厨房委託ですが、③④も施設管理栄養士が作成しています。

 

これらの処理をしたらなんだかんだで10:00すぎ、月の半分近くは新規入所さんがいてるので、事務処理が終わったら入所カンファレンスに入ります。

 

10:30入所カンファレンス

入所カンファレンスは1名あたり20から30分程度です。

ケアマネ、看護師、介護士、リハビリ、栄養士、MSWなどが会議に出席します。

この会議では各職種が確認したいことを家族に確認したり、施設のルールを説明したりします。

私は

・アレルギーや食べられないくらい嫌いな食材はないか

・栄養ケアマネジメントを行うこと

・事前情報から準備している食事で問題はないか

の3点を説明しています。

 

いろいろな職種が出席することで有益な情報が得られることが多いです。

例えばリハビリさんが動作の確認をしているときに食事の動作の話が入ってきたり

看護師さんが薬の確認をしているときに柑橘類禁の情報が出てきたり

ということがあるので結構有意義なカンファレンスです。

 

入所カンファレンスが終わったら事務処理をして、時間がきたら検食をします。

 

11:00検食

昼食の検食を行います。

何かトラブルがあれば修正を依頼し、できなければ次から気を付けてくださいねとお話します。

委託さんが頑張ってくれているので滅多に変なことはありませんが

稀に、温冷の小鉢が逆に入っていたり、お魚がなぜが逆をむいていたり、洋食の添え物が前に来ていたり、ごはんがなんだか軟らかくなかったりすることもあるので、これも大事な仕事です。

 

12:00昼食ラウンドとお昼休み

12:00からは施設管理栄養士のコアタイム、昼食ラウンドを行います。

ラウンドといっても一人ですが(笑)

うちの施設は食欲不振・嚥下食・低栄養高リスクを合わせて全体の15パーセントもいてない施設なので、特養や療養型病院よりは食事ラウンドはライトな感じだと思います。

 

・低栄養高リスク(低栄養リスク改善加算対象者)が食事を食べられているか(週5回)

・嚥下食を食べている方は今日も問題なく食べられているか(1名当たり週2回くらい)

・元気な利用者さんが食事について強い不満を持っていないか(ざっと全体を見ながら皆さんにお声がけ)

・配膳車から出した食事の配膳

・誤配があったときの確認や謝罪、対処

・気づいたことをメモして厨房へ指示を出す

 

今の職場はやりがいもあり、無茶ぶりもないので気に入っているのですが、

事務所の休憩時間が12時から13時なので、それに合わせると休憩があまりとれないところ…

ごはんを食べそびれたときは13時以降に食べたりします。

まあ、休憩中以外にもお手洗いにいったりスマホの確認はできるような環境なので、ガッツリ休憩はとれない日もありますが、まあこんなものかなと思っています。

検食が当たる日はお腹がすくことはないけれど、検食が当たらなかった日はちょっとお腹すくよね。

 

13:00 昼休憩後から帰宅まで

午後の時間は会議または事務作業です。

・昼食で気になった利用者さんを看護師へ報告(立ち話という名のプチカンファ、結構大事)

・各種会議(週2回30分程度の会議があります)

・栄養ケアマネジメントの書類作成(これがメイン)

・献立や衛生関係など委託さんからあがってくる書類の確認

・行事カードや箸袋作成(今年は手作りにこだわりたい)

・栄養関係以外の事務的なお仕事(各種会議で任されたり、パソコン関係の処理だったり)

・おやつのラウンド(週1~2回くらい)

・家族さんの対応

・16:30頃に夕食の検食と食事箋のチェック

・月末月初の書類処理(委託さんとの食数合わせや請求事務とのやりとり)

その他もろもろ雑務があった場合の処理を行います。

 

17:00がきたら帰宅です。

 

まとめ

ひとり老健管理栄養士の1日です。

こうやってまとめてみると、あまり忙しくないような気がしてきました…(;'∀')

なんやかんや毎日バタバタと過ごしていますが、なんだかんだ残業無しで帰宅できているので、結構恵まれているかなと思います。

栄養ケアもコストをかけすぎない範囲で補助食品を使用したり、結構好きなようにさせてもらっているので、上司や看護師さんなど周りの職種の人に感謝しないといけませんね(^^)/