ダイエッターNのつぶやき

管理栄養士の実務の話とヨガと雑談

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再入所時栄養連携加算算定のために行っている業務

再入所時栄養連携加算算定のために行っている業務です。

これは、あんまり自信満々に解説できないんですけど(笑)

よかったら参考にしてください。

病院側管理栄養士さんの意見もいろいろききたいです。

再入所時栄養連携加算とは?

再入所時栄養連携加算は、自分の施設を退所し、入院となった利用者が、退院と当時に再入所で戻ってくる場合に算定できます。

ただし、利用者の状況が「新に嚥下食が必要になっていたり、経管栄養になっていたり、退所時と状況が異なっている」場合に「施設管理栄養士が病院へ行き」、「栄養指導やカンファレンスに施設管理栄養士が同席」することで算定できる加算です。

点数は400単位/月で、再入所した月だけ算定可能です。

 

算定する場合の流れ

算定するまでの業務の流れは以下の通りです。

①再入所の情報を素早くキャッチする

転倒や骨折、腸管出血、肺炎etc…で自施設を退所した利用者様が、急性期病院での治療を終え、自分の施設に返ってくるという情報をいち早くキャッチする必要があります。

再入所は、新規入所と異なり、決まったら非常に早く再入所日が決まることが多いでしょう。家族や病院、介護タクシーの調整がつけば、明日、明後日にも再入所が決まるというケースも…。もたもたしていたら対応できません。

 

もたもたしてはいけない理由は

・病院とのスケジュール調整が必要

・病院の管理栄養士にはうまみがない加算なので協力してもらいづらい

ためです。

 

さらにこの加算は

・新に嚥下食が必要になっていたり、経管栄養になっていたり、退所時と状況が異なっている」場合でないと算定できない

・病院側の看護サマリーを待ってからではスケジュール調整ができない

という面もあります。

 

日頃から入所調整をしている相談員と「再入所のときには食事内容を必ず確認してほしい」という連携がとれるようにしておきましょう。

 

再入所の利用者さんの栄養補給法が普通食⇒嚥下食になっていたり、経管栄養になっていたりした場合、当日や前日に情報をもらっても、食事提供は可能なケースが多いと思いますが、加算のためには、少しでも早く情報をもらわなくてはなりません。

②病院の管理栄養士へ連絡をし、栄養指導やカンファレンスへの同席を依頼する

次に、病院の管理栄養士に連絡をし、栄養指導やカンファレンスの同席を依頼します。

ただし、この時点で退院前カンファレンスが終わっている可能性や、退院時に栄養指導をしないこともあるので、「ベッドサイドで患者・私・病院管理栄養士さんで、栄養バージョンの退院前カンファレンスを簡単にでいいかさらせてください!」ってお願いすると病院の管理栄養士さんの負担は少ないかもしれません。

 

2020年1月現在、病院の管理栄養士は我々に協力しても何の旨味もありませんので…

彼女たち、彼らには「なんか老健の栄養士がきたんだけどwうち、お金もらえないのにw」的ことを思われてもおかしくない制度なので、低姿勢にお願いましょう…。

もちろん、利用者さんのためにはなるので、制度としては良いのですが、コストを考えると微妙…という面もあるんですよね。

 

あと、私は病院の管理栄養士さんに直接連絡させていただいていますが、病院によっては地域連携を通さないと連絡されても迷惑…ってところもあるかもしれないので、その当たりはケースバイケースです。

 

日ごろから近隣施設や病院の管理栄養士さんと顔見知りになっておくと、こういうときに助かりますね。

③書類を準備する

訪問日が決まったら、書類を作成します。

私が作成している書類は、次の内容が書けるオリジナルの書式です!

 

・基本情報:病院名・病院訪問日・病院管理栄養士様氏名

・入院日・退院予定日・再入所予定日・施設入所中の食事・入院までの経緯

・入院時の身体状況:身長・体重・アルブミン値・褥瘡

・入院中の食事内容:栄養補給方法(経口or経管)

 経管の場合:商品名・投与時間・投与速度・投与量

 経口の場合:治療食の有無・提供栄養量・主食・副食・嚥下コード・水分トロミ・補助食・品の有無・摂取状況

・その他留意点

 

オフィシャルなフォーマットはありませんので、書式はオリジナル。

把握できている点は記入して、訪問時に持参します。

カンファレンスや栄養の指導となる議事録もおいておくと良いですが、ほしい情報はこの程度なので、これが分かれば問題ないかなと考えております。

④病院訪問!

私はこの加算を、まだ片手で数えられる程度しか算定していません。

それも、顔つなぎができている管理栄養士さんの病院だけで、その方と1対1のやりとりのなかでさせていただいているので、あまり参考にならないかもしれませんが…。

 

ベッドサイドで病院管理栄養士さんから情報を聞くというスタイルで、それをカンファレンスとしています。

上記書類で知りたい内容はまとめているので、それを聞き取りながらその場で書類作成をしていけば、自分の施設での栄養ケアに必要な情報は揃います(^^)

 

全て顔見知りの管理栄養士さんに連絡してアポをとり、昼食時に患者さんのベッドサイドに行くという方法でしか経験はありませんので…

管理栄養士以外が出席する他職種もいるカンファレンスや、栄養指導の同席という方法から試したことはないので、実行する機会があれば追記しますね。

⑤書類を書いて、病院管理栄養士にサインをもらう

書類を書いたら、書類に病院管理栄養士さんのサインをもらっています!

 ⑥入所までに栄養ケア計画を作成

病院から戻ったら、栄養ケア計画書を作成します。

ここから先は、通常の栄養マネジメント加算の流れと同じです。

 

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病院ではきめ細かい栄養ケアを受けている利用者さんもいますので、自分の施設で対応できるケアに置き換えたり、どうしても置き換えられない時は新しい製品の使用を検討したりしつつ、病院からの情報をもとに、充実した栄養ケアが行えるような計画を作っています。

 

さいごに

この加算はまだ片手で数えるほどしか算定した経験がありませんが、私はこのような流れで行っています。

算定するにあたり、病院側に旨味がないため、なかなか顔見知りじゃない病院に依頼するのはハードルが高いです。

また、そんなに状態が落ちて戻ってくるケースがないので、有効活用できるのか疑問な制度です。

うーん…なんか、系列で老健や急性期や慢性期や…をやっている法人さんにとってはやりやすいんだろうなーなんてことも思ってしまいますが(笑)

こんな制度を作るくらいなら、低栄養リスク改善加算を入所時以外でも算定させてほしいなーとか、中リスクの人にも補助食品つけたらお金くれよーとか思っちゃうかも。

あんまりうまく活用できていない加算かな。私のスキル不足かも。

 

今までも経口維持加算とか栄養マネジメント加算とかまとめたけど、

 

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再入所時連携加算はそんなに自信満々にまとめられていないのが現実です。みなさんの意見もきかせてください!